自分の居場所を見つけること
最近、近所のコンビニの店員さんが新しい方になりました。
初めて見かけてから一ヶ月くらい経ったはずなのに、いまだにその方のレジには長蛇の列ができ、少々気が立っております。
原因は丁寧すぎる接客のようです。
守らなきゃいけないマニュアルもあるのでしょうけれど、客の立場から言わせてもらえば、時間をかけないことも重要だと思います。
せめて働く時間帯を、朝の忙しい時間からずらせば、その丁寧さは生きてくるかもしれません。
私も出勤前に時間をとられるのは不愉快ですが、子供と買い物に行ったときに丁寧に声をかけて頂ければ、むしろ嬉しく感じるでしょう。
転職までしなくとも、自分にあった時間帯や向いている部署を探すことは、重要なことですね。
以前書いたかもしれませんが、私は趣味で編み物を作っており、作品をインターネットで販売しております。
例えば、この編み物をコンビニやスーパーで扱って欲しいと頼んでも、棚に並べてもくれません。
最近のコンビニはワイシャツやタオルまで販売しているようですが、手作りの品は一向にみかけませんからね。
工場のように量産ができない品でも、店舗ごとに違った方の手作りの品を置いてみるなど、工夫があれば別の方向性が見えるような気もしますが。
しかし、インターネットを使えば、量販店を介さずとも手作りの作品を販売することができます。
冬にはマフラーやセーターを希望して下さる方もおり、春や夏にはまた違った商品が人気になることもあります。
夫からすると、市販されているものの方が作りもしっかりしていて、わざわざ手作りのものを注文する理由は分からないそうです。
夫の言うことも一理ありますし、そういう意見も少なからずあるでしょう。
けれど、それでも私が作った作品を心待ちにして下さる方がいらっしゃるのも、また事実です。
手作りには手作りの良さがあり、市販品には市販品の良さがある。
一人一人違った魅力や、輝ける場所があるとは思いませんか?
先ほどのコンビニ店員さんも、自分にあった時間や場所を見つければ、お互いに過ごしやすくなるでしょうね。
それか、その時間帯で雇って頂けたのなら、その時間帯に合わせた接客の方法を身に付けるべきです。
私もインターネット販売のことを一から勉強し努力を重ねて、お客様に興味を持って頂けるようになったのですから。
自分の居場所を見つけたいのなら、自分を変える努力も必要です。
特に接客業なのですから、お客の気持ちをよく考えて、行動して頂きたいものですね。